
高裁でもライブドア勝利! (当然だ)
ということで、ホリエモンについてたっぷり書きます。
ホリエモンに共感できることは、まず率直に金の力を評価している事。「世の中、金が全てじゃないよ」だの言ってる奴は偽善者に見えるし、「金では買えないものもある」なんて台詞は金で得られる自分の欲しいものを全て手に入れた人だけが言える文句。一般の人が言うもんじゃありません。(んなもん、ただの金持ちへの僻みです)素直に金の力を賛美する人は素晴らしい。
ホリエモンがITに走ったきっかけは、東大時代のアルバイトにあるらしい。家の近所にいい時給のバイトがあると行ってみたのがIT系のベンチャー企業で、そこでMacを見て衝撃を受け(当時はまだWindows95が出現する前だった)学業ほっぽりだしてバイトに専念、通信ソフトでコミュニケーションをとったり、電子メールやWebブラウザを扱う事で、こいつは将来すごいことになる、世の中が変わる、その事業に挑戦したい! というのが起業の理由だそうで、先見の明があったのは間違いない。ちなみにそのバイト先の会社というのは
ここらしいです。
最初はオン・ザ・エッヂという有限会社を立ち上げ現在に至るのであるが、ライブドアの社歴を見ると
こんな風になってる。この沿革を見てモロわかりなのだが、とにかくひたすら子会社化や合併を繰り返し、他会社を吸収することで大きくなった会社なのである。EudoraもOperaも権利を買収、ライブドアという社名さえ買収先の会社名を付けたものなのである。
そういやライブドアってインターネットのプロバイダが乱立する中で無料をウリに登場したけど、どうもうまくいかずに消滅した会社じゃなかったっけ、って印象があったんですがホリエモンの手中に落ちて現在の状態に至っていたんですね。業務とユーザーだけでなく「会社名」までも吸収とはね... ちなみに旧ライブドアの社長は
こんなことやってます。
こう見ると経営手腕は抜群に優れているのだが、無から有を産み出す能力はないのではないか? こういうことしたいなぁと思い、それを現実化するのではなく、ああいうことやってみたいなぁと思い、それをやってる会社を自分のものにしてしまう。ライブドアにはYahoo!やGoogle、Amazonなどのような独自のコンテンツや技術などがあるとは思えないし、これからも自ら開発するとは思えない。その点では楽天にも劣ると思う。これからありうる行動はやはりまたもや他会社合併しかないのではなかろうか。放送局を支配して何をしたいかといっても、いまだに魅力的なアイディアやプランをホリエモンは(私に言わせりゃ全く)発言していない、いや、すばり断言すると
画期的な事業が出来る人ではないのですよ、この人は。だから発言出来るわけがない。
そうなのだ。私はやっぱりユニークなクリエイターが好きなのだ。独自のアイディアを発想し、それを現実化するために奔走する(それは複数の人たちで行われても構わない)。そういう人(または人たち)を私は尊敬するし応援したくなる。ホリエモンの行動にはオリジナリティやクリエイティブな発想に基づくと感じられるものが見られない。実は全く革新的ではない人物ではないか。だから私はホリエモンを応援できない。
ニッポン放送もフジテレビもIT関係との連携を全く考えずにいたので買収というなら話はわかるが、考えていないわけがない。ホリエモンは自社を巨大化したいがために、ただの業務提携ではなく子会社化や合併をしまくるのです。そんなに大きくなってどうするの(ひたすら吸収しまくり巨大化して、いまは産業再生機構のお世話になってる
某スーパーがあったけね…)支配権を握ったら、次は支配し続けるための労苦が待っている。ナンパしてその日限りの関係で終わるのではなく、相手と結婚して今後一緒にやってかなきゃならないのです。果たしてそんな事が出来るのか? このようなM&Aは米国で一時期盛んに行われていたので結末は明白、米国同様の結果に終わるのでしょう。
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